甘い香りの、同居人。












―――――――――――プツッ






香苗の声は聞こえなくなった。




けど、

もっと前に切るべきだったと





私を押し倒す先輩を見て
つくづく後悔した。






「なんだ。俺の事か」








そして強引な先輩は
ニヤッと口角をあげて笑った。












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