甘い香りの、同居人。









ドンッ―――――――――――――







ナイスタイミング。







先輩の唇が
私の唇に触れる手前わずか5㎜。





お母さんが無防備に開いた扉の音で






先輩はとっさに私から離れた。




「あら。浩希くんもいたの?」


「まぁ...」






親に見られても別にいいとか
言ってたくせに。




強引でも
意外と可愛いとこあるなぁ...










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