無気力少年少女


「彼氏、してくれる?」

手を握られて鼻と鼻がくっつきそうな至近距離。

いつもより甘えた声でそんなことを言われて、きた。
下腹部になんかきた。


「…うん」

そう言うと久は嬉しそうに笑って、

「もう逃がさない」

と言って、そのままキス。

久のキスが好き、なんて思ったあたしはもうどっぷり久漬け。


END.

< 40 / 41 >

この作品をシェア

pagetop