【短編】青春白書



『あの・・・。』

後ろからする可愛い女子の声。
振り返ってみると・・・



ウソ・・・まじで・・・


そこにいたのは、相沢さん。



『泉くん??』


「えっ・・・」


やばっ・・・驚きすぎてボーッとしてた.


『コレ、落ちたよ??』

そう言いながら彼女が渡してきたのはさっき俺がポケットに入れたはずの紙。



「あっ・・・。」


『泉くんのだよね??』


「うん。」

って・・・名前・・・。

さっきから彼女は俺のことを名前で呼んでくれている。



「俺の名前・・・。」


『えっ・・・泉千尋くん・・・だよね??』


まじで!?
知っててもらえた!!

やべー・・・ちょー嬉しい。


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