【短編】青春白書
青春白書ーMegumi sideー
相沢芽。17歳。
好きなもの、カフェ・オレとマフィン。
嫌いなもの、社会の授業。
そして今、その嫌いな社会の授業の真っ最中・・・
午後の1発目なんて本当ありえない。
私は眠い目を必死に閉じないようにノートをとっている。
ふと窓の方を見た。
同じ学年の男子達が体育の授業でサッカーをしている。
あっ・・・
ひときわ目立っているカレを発見した。
泉千尋くん。
最近、私が気になっている人。