王龍2
「満さん」
あたしがお昼を
食べ終えて一息ついていると
真人が話しかけてきた
「何?」
「あなたは時田財閥の
ご令嬢でしたよね?」
「そーだけど」
「そしてあなたの姉にあたる方は
王龍の総長龍姫」
なるほどという感じで
頷く真人
こいつ、何か
感づいたか?
「・・・・」
「1つお聞きしても
よろしいでしょうか?」
「どうぞ」
何を聞かれるんだ?
まぁ、何を聞かれても
動揺だけは見せないようにしなければ・・・