王龍2











「満さん」


あたしがお昼を
食べ終えて一息ついていると
真人が話しかけてきた



「何?」




「あなたは時田財閥の
ご令嬢でしたよね?」



「そーだけど」



「そしてあなたの姉にあたる方は
王龍の総長龍姫」



なるほどという感じで
頷く真人


こいつ、何か
感づいたか?



「・・・・」





「1つお聞きしても
よろしいでしょうか?」




「どうぞ」




何を聞かれるんだ?
まぁ、何を聞かれても
動揺だけは見せないようにしなければ・・・






< 232 / 394 >

この作品をシェア

pagetop