王龍2
画面の横にある受話器を取る
「はい」
『時田様、アクセサリーショップより
お荷物が届いております』
「部屋までお願いします」
『かしこまりました』
カチャと受話器を置くと
画面は消えた
なんかタンタンと
いいタイミングで事が進むな
なんて思っていると
再びインターホン音が鳴った
「早いな」
”あれ”も届いた事だし
今日はやる事がいっぱいだな
あたしは荷物を受け取るべく
玄関に向かった
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