王龍2










カチカチ



部屋の時計が時を刻む


机の上には大量の紙と
一台のノートパソコン



あたしの手には一台の携帯



「そのまま話は進めといて

は?その件はあたしじゃないだろ?
・・・ったく、分かった。なんとかしとく
あぁ、もう切るぞ・・・」




ピッ



カチカチ

部屋の音は時計の音だけ



「やっと、終わったー」



ポスッとソファーに寝っころがる
視界には天井の壁




< 301 / 394 >

この作品をシェア

pagetop