王龍2










「・・・よしっ!終ーわり♪」



んーっと伸びをしていると
コトンと机にあたし専用の
マグカップが置かれた




「お疲れ様です」



「あ、南さん。ありがとー」



「いえ」



ニコッと愛想よく笑う南さん
一体どれだけの人が
この笑顔に騙されんだろうな?

あたしは南さんは右京以上の
腹黒だと思う



「・・・」



無言でマグカップを手に取り
一口飲む


まだあいつらのこと
考えてしまうなぁ





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