王龍2










「・・・・」




蓮たちに正体を
バラした日の事を思い出した




「・・・ゃ・・・なぃ」



「あ?聞こえねぇ」



「お前なんて好きじゃないって
言ったんだよ!!」



ホントは好きだけど言わない
絶対にだ

言う資格なんてあたしにはない



「・・退け」



あたしはグイッと
蓮の肩を押して
起き上がろうとした




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