王龍2











ガシッ



肩を押していた手を掴まれ
そして・・・



「ちょっ・・・放せ!!」




ギュッ



蓮はあたしを引き寄せ抱きしめた


ドンドンッと叩いても
ビクともしない



「雅・・・」



「!?」



普段の蓮からは考えれないくらいの
甘く囁きかけるかのような声

自分とは違う体温の近さに
あたしは心拍数が上がるのが分かった





< 370 / 394 >

この作品をシェア

pagetop