悪魔に恋した天使。




笑いながら、学校に向かった。

「そうだ。知ってる?」
茉由が何かを思い出したように聞いてきた。

「何?」

「鈴ノ宮学園の天使と悪魔。」

「何それ!!もしかして...」
「うん。天使は莉音の事だよ~」茉由が私のほっぺをつんつんしながら、言った。
だよ~じゃないよ!!

「てか、何で私が天使なのさ...」

そこが一番の謎。

< 4 / 10 >

この作品をシェア

pagetop