BLACK〓MIRROR赤【1巻】
光の神殿
――――――――
――――――
――――ザァ……
二人は果てしない草原に出た
雲一つない青い空が広がる。
緑の草原がそよ風でさわさわと揺れている
「ここが……エルサレィア?」
「そう……ここが本来のあたし達の世界」
辺り一面草原。草原、草原、草原――全く闇の気配も欠片もない。
レィファーは、きょろきょろと辺りを見渡す
「でも大輝は……?」
大輝を助けたい
助けてまたあの頃に戻りたい
「ザフィアスは、闇の城に消えたわ……そこがどこにあるかなんてわからない……とにかく光の神殿に来て。」
二人は、しばらく草原の中を歩いていった。
歩けば歩くほど白い光が見えてくる――
その白い光を出す正体は大きな真っ白な神殿だった。
レィファーは、大きな神殿を見上げる。こんなに大きな建物を目の前にするのは初めてだったのだろう
「うわ……でけぇ神殿しかも白い」
エィナは、光の神殿の大きな扉にそっと触れた。
エィナの手の平から小さな白い光が輝き扉の鍵穴がカチリと音を立てる。
――――――
――――ザァ……
二人は果てしない草原に出た
雲一つない青い空が広がる。
緑の草原がそよ風でさわさわと揺れている
「ここが……エルサレィア?」
「そう……ここが本来のあたし達の世界」
辺り一面草原。草原、草原、草原――全く闇の気配も欠片もない。
レィファーは、きょろきょろと辺りを見渡す
「でも大輝は……?」
大輝を助けたい
助けてまたあの頃に戻りたい
「ザフィアスは、闇の城に消えたわ……そこがどこにあるかなんてわからない……とにかく光の神殿に来て。」
二人は、しばらく草原の中を歩いていった。
歩けば歩くほど白い光が見えてくる――
その白い光を出す正体は大きな真っ白な神殿だった。
レィファーは、大きな神殿を見上げる。こんなに大きな建物を目の前にするのは初めてだったのだろう
「うわ……でけぇ神殿しかも白い」
エィナは、光の神殿の大きな扉にそっと触れた。
エィナの手の平から小さな白い光が輝き扉の鍵穴がカチリと音を立てる。