BLACK〓MIRROR赤【1巻】
一人の20代くらいの男が顔を出した。
背が高く、真っ赤な長い髪を一本に縛り、左目に眼帯をしていた。
男は、エィナを見るなり怒った口調でエィナを怒鳴り付けた
「おいエィナ! お前がこっちに帰って来たって村のやつから聞いてとんでき……」
男は、レィファーに気づき見つめた
見つめられたレィファーは、男が少し怖いのかビクッと肩を上げる。
「レィファーじゃねえか!?」
「……えぇ!?」
男はズカズカとレィファーに近づき、頭をぐしゃぐしゃと撫でた
ニコニコと笑いながら男は、まるで昔からレィファーと馴染みがあったかのように話す
「相変わらず銀髪だな~おい!」
「ちょっ……お前誰だよ! 触んな!」
レィファーは、男の手を振り払った。