キミだけみつめてる

そしたらなんだか私も

降りられなくなってしまった

いつもの駅が通り過ぎてゆく

遅刻……

でもキミの隣にいたくて…

終点までの数十分

手紙を渡すことも

話かけることもできずに

とうとう終点

降りないわけにもいかず
ソロソロとホームに降り立つ

降りる人も全然いなく


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