ボディーガードとの付き合い方ッ!
「護衛として来ているにも関わらず…意識がなかったとはいえ、軽率な行動を致しました。どんな罰も受けます」
―罰!?
「ば、罰って…」
そんな大袈裟な。
翡翠さんは顔を上げない。
ボディーガードってこんな仕事なの…?失敗したら、罰を受ける必要があるの?
どうしようもないし。
2分ほど沈黙して、あたしはとりあえず翡翠さんの頭を軽く叩いた。いや、手を置いたのほうが正しいのかも。
ぺちん
「…?」
目を丸くする翡翠さん。
「罰とか言われてもわかんないし…。これで赦しますっ」
もうホント何やってんだろ…
「ありが「ただし!条件付きで、
ボディーガード、…これからもよろしくお願いします…っ」