愛♥need you
「ぶはっ!」
む?
「なんで…笑ってんの?」
「だってそうゆうので引くねえだろ!今どき口悪ぃやつ、どこにもでもいるし!」
「あ、そう…。そっか!ならいんだ!」
変な奴。
なんか拍子抜けした。
まあこれでいいんだ!
このままのあたしでいいって気がして嬉しくなった。
だからちょっとニヤけた。
でも誰かに目撃されない内に顔を元に戻した。
「ねえねえ!空ちゃんっ!」
む?
前から女の子が話しかけてきたから見てみると…。
…わおっ!こりゃべっぴんさんだ!
髪は黒髪ストレートで目は大きい二重。
鼻は高いし唇はリップを塗っているせいかツヤがある。
こんな子があたしに何か用でも…
「な、何か御用でも…?」
「あははっ!空ちゃんおもしろいね」
「そうでしょうか…」
「うん!あ、あたしはね逢坂海(あいさかうみ)!よろしくね♪」