愛♥need you
「あ、そういやお前ケータイとか持ってんの??」
キザな五十嵐蓮は、あたしにそう聞いてきた。
「まあ一応持ってるよ。なかったら不便だし…」
「そっか。じゃあちょっと待って」
「…??」
キザな五十嵐蓮はノートを取り出して、何かを書き始めた。
そしてノートを破ってあたしに渡してきた。
「はい。俺のメアドとケー番。夜にでもメールしてきて」
「あっ!!蓮ずりぃーぞ!俺もめーるしてきて!!」
ハイテンションとキザが一気にメアドを渡してきた。
「えーっ、あたしまだ渡してないのに!2人ともなんであたしより先に渡すの?」
とかわいい海様。
今日は3人にメール送らなきゃなあ。