チャーリーズエンゼルパイ



「あ~~ヨカッタわぁ~♪一時はどうなる事かと思っちゃったわよ!」


ようやく自由の身となり、ホッと胸を撫で下ろす子豚。


そして、てぃーだは優しい口調でかおりに声をかける。


「良かったわね、かおりちゃん♪また、三人で暮らせるわね♪」


今回の件でチャリパイの四人は、役に立ったのかどうか甚だ微妙なところであるが、何はともあれ結果オーライというべきであろう。


「とにかく依頼も解決したし、これでメデタシ~メデタシだね~シチロー♪」


ひろきが嬉しそうに、シチローへと話し掛けた。


ところがシチローは、まだこれで全てが解決したとは思っていなかったのだ。


「いや、まだこれで全てが終わった訳では無いよ!」


眉をひそめて、シチローはそう言い放つのだった。



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