チャーリーズエンゼルパイ



「焼酎飲み放題って、どういう事だよ……なんで鴉信教がそんな事するんだ?」


「やっぱり、こんな修行なんて飲まなきゃやってらんないのよ♪」



そんな子豚の理屈が正しいのかどうかは分からないが、どうやらこの施設で本日に限り焼酎が無料で飲み放題なのは事実なようだ。


「やった~~♪
久しぶりにお酒が飲める~~♪」



中でも一番喜んでいたのは、持ってきたビールを既に初日で飲み干してしまったひろきに違いない。


「そうと決まれば、私は場所を確保するから、ティダとひろきは焼酎、シチローはおつまみの確保ね!」


「こんな時ばっかり張り切るんだな、コブちゃん」


「ツベコベ言わない!早くしないと無くなっちゃうわよ!」



すっかり宴会モードの子豚の指示のもと、チャリパイの面々は各々の持ち場へと散っていった。



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