Double Persondlity
しかし……歌い続け
すっかりハイになって
我を忘れている名田に



異変が……起きた。



一瞬、部屋が沈み
名田はマイクを置く。



「……な、名田チャン?」



「名田先生?」



「………別に何でもねーよ」



明らかに名田の口調ではない。
完全に酔っている様に見えた風見達は気付かなかった。
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