Double Persondlity
「どう考えても思い出せない。分からないんだ」
「最近の夜が?」
「ああ…この前、同僚とカラオケに行ったんだけど…オレ急に雰囲気が変わって…出て行ったって言われて」
「その事全然覚えてないのか?」
「始めの方はちゃんと覚えているんだ。けど何か知らずにオレ酒飲んだみたいで」
「単に酒を飲んだから記憶が無かったりしたんじゃないか?よくある話だと思うけど」
「違うんだよ。確かに酒飲んだ後の事は覚えてなかったりするんだけど、それで飲んだ時はいつも変わるんだ…」
「言ってる事がよく分からないな」
「実を言うと、この前久々に小林に連絡を取ったのも、どうしても相談したい事があって…あの時は知り合いが記憶を失うって言ったんだけど本当はオレなんだ。学校が終わって家に帰ってすぐ記憶が飛んだ感じになって気付けば次の朝になってたり、行ったはずもない場所で突然気付いたりして…」
「……………」
小林は聞いてるだけで
何も言わない。
「最近の夜が?」
「ああ…この前、同僚とカラオケに行ったんだけど…オレ急に雰囲気が変わって…出て行ったって言われて」
「その事全然覚えてないのか?」
「始めの方はちゃんと覚えているんだ。けど何か知らずにオレ酒飲んだみたいで」
「単に酒を飲んだから記憶が無かったりしたんじゃないか?よくある話だと思うけど」
「違うんだよ。確かに酒飲んだ後の事は覚えてなかったりするんだけど、それで飲んだ時はいつも変わるんだ…」
「言ってる事がよく分からないな」
「実を言うと、この前久々に小林に連絡を取ったのも、どうしても相談したい事があって…あの時は知り合いが記憶を失うって言ったんだけど本当はオレなんだ。学校が終わって家に帰ってすぐ記憶が飛んだ感じになって気付けば次の朝になってたり、行ったはずもない場所で突然気付いたりして…」
「……………」
小林は聞いてるだけで
何も言わない。