Double Persondlity
約束の日



小林の研究室



真実を伏せたまま
診療をしていた。



すでに
名田から夜月になっている。



「最近の様子を聞かせてもらおうか?調子はどう?」



「いいよ…」



「どんな風に?」



「さぁな…」



「質問を変えるよ。この前、君が言ってた事が気になって……女に復讐とは一体どうゆう事か教えてくれないか?」



「自分の手の内を教える程、俺は馬鹿じゃない。あんたは俺を消そうとしてるんだろ」



「そんな事はない。君ももう一人の名田だ。名前が違うとしても」
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