Double Persondlity
小林はまた名田に催眠をかけ
夜月を呼び出そうと
いつもの語り掛けを始めた。



「居るなら出て来て欲しい……」



催眠術をかけた相手が
目を開けたと同時に
小林は質問をした。



「話を聞かせて欲しい。一昨日の月曜日君は学校で何をしていたんだ?名田が気になっているんだ」



しかし、何も言わず黙っている。
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