Double Persondlity
椅子から起き上がった名田は
小林に問い掛ける。



「どうゆう事なんだ?小林…」



部屋のカーテンが開けられ
小林は難しい表情をしながら
仕方なく今までの診断の結果を
名田に説明する事にした。



「本当はもう少し、彼の事が分かってからお前に話そうと思ったんだが……仕方ない話すよ」



「ちょ、ちょっと待てよ。オレ以外に誰かが居るのか?冗談はよせよ。そんな事あるわけないだろ…おい、小林?」



「信じられないのも無理はない。お前は彼の存在を知らないんだから」



小林の言ってる事が良く理解出来ない名田は頭を抱えた。
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