Double Persondlity
ホテルはすぐ目の前だというのに口付けは中々止まらない。



唇が離れる度
白い吐息が見えるくらい
外は冷え込んでいる。



「………寒いよ…早く温めて」



夜月は女と腕を絡ませながら
ホテルへと入って行った。
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