Double Persondlity
朝になり
名田は目覚める。



「……もう朝か…」



ふと目覚まし時計に
目を向けると気付いた。



(「七時…半?嘘だろ…目覚まし鳴ったか?……ああっ頭痛い二日酔い?何で…確かオレ昨日は」)



周りをキョロキョロしてみると
酒用のグラスがテーブルの上に
置いてあるのに気付いた。



(「飲んだのか…オレ?いや、もう一人のオレかもしれない。それにしても凄い飲み過ぎだよ」)



頭がガンガンに痛い
胃もムカムカする



休日で助かった。



二日酔い状態で学校に
行くわけにもいかないし
アルコールが残る体で
車の運転も無理だ。



今日一日は寝ていようと
ベッドに潜ろうとした途端



名田は吐き気に襲われた。



夜月は平気でも
名田に影響がくる。



最悪な休日になってしまった。
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