Double Persondlity
「大丈夫?」



しばらく黙ったまま
名田は何も喋らない。



部屋の中で聞こえるのは
時計の針の音だけで静か過ぎる。



急に名田が喋ったと思ったら
いつもと雰囲気が違う。



夜月になっていた。
< 189 / 389 >

この作品をシェア

pagetop