Double Persondlity
翌日の夜



「よぉ有寿…待ってたぜ」



店の近くで待ち伏せしていた
夜月は有寿の腕を掴み
歩き始める。



「やっやめて!離してよ」



「そんな顔、フィアンセの前じゃ絶対しないよな。随分大人しかったし…まぁそんな事はどうでもいいけど」



「………」



「あれっきりだと思ってたんだろ久し振りだもんな。お前の所に来たの」
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