Double Persondlity
夜月は人通りの
少ない道へと歩き出し



峰岸も後を着いて来た。



煙草に火をつけて一息ついてから夜月は話始める。



「アイツは……有寿は別に男がいるよ」



「!」



「有寿はあんたじゃなくてその男の事を愛してると言った」



「そんなの嘘だ…」



「信じられないよな」



「一体誰なんだよ?」



「………」



「君は知ってるんだろ。教えてくれよ!頼む」
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