Double Persondlity
「どうゆう事だ?説明してくれ」



「まだ聞きたいのか?今言った通りだ。有寿は俺と…」



「もう……もういいっ」



「アイツはあんたを愛してなんかいない。ただあんたの金が目的で近付いた。そーゆう女なんだよ。騙されてるのが分からないのか?欲しい物を手に入れる為ならアイツは何だってする。手に入れればすぐ目の前から消える。普通の男には付き合うなんて無理だ」



「嘘だぁっっ」



感情の縺れで
峰岸は夜月を殴ってしまった。


しかし
夜月に強く睨み付けられ
その目を見て我に返る。



「悪かった。本当にすまなかった」



峰岸は謝り去って行った。
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