Double Persondlity
偶然にも今日は創立記念日で
名田は土曜日からの
連休だったのだ。



(「あ…安心してる場合じゃなかった。オレは二日間、何をしていたんだ?まさかずっと寝ていたわけじゃないし、服を着ていたし…まさか………なわけないよな。あれ以来出てないし」)



少し頭の中で
名田は夜月の事を考えていた時。何かあったら教えろよという
小林に言われた事を思い出した。



(「とりあえず、まだ小林には…何か起きたってわけじゃないし…あ…れ…?何だこの感覚?」)



その瞬間また
名田の意識が遠ざかり
記憶が無くなった。
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