Double Persondlity
だが、しかし
夜月は急に止めて
近くにあった椅子に座り
煙草に火をつけて
朱里を見詰めた。



「……夜月くん?」



起き上がり朱里は
肌をシーツで隠しながら
夜月を見る。



「やっぱお前、帰れ」



「何で…?」



「やる気がなくなった」
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