Double Persondlity
「君がどこかで何かしていても、身体は名田なんだよ。無茶な事をすれば名田に影響がくる。君だって解るだろ?」



「あんたは何が言いたい?」



「君は…」



「ウザったいな…俺、説教されるなんて嫌いなんだよ」



立ち上がり夜月は
小林を強く睨みつけ
ドアの方へ歩き出した。



「待て!どこへ行くんだ?まだ話は終わってないぞ」



しかし、夜月は完全に無視して
振り返りもせずに研究室を出て行ってしまった。
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