Double Persondlity
信号が青に変わり
一歩踏み出そうとした時。



夜月は腕を掴まれた気がして
少し振り向いてみた。
するとそこには
名田の恋人の優奈が立っていた。



「やっぱり裕也だ。偶然だね」



「………」



「こんなとこで会えるなんて嬉しい」



「誰だ、お前…」



夜月は優奈に冷たい一言。
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