Double Persondlity
その後、二人は
バーを出て
どこかで食事をする事になり
街中を歩いている。



「あっ夜月くん、そこの道を入ると雑誌に載ってたお店があるんだけど…」



「お前が言うなら行ってみるか」



大通りから外れ
細道へ、二人は入った。



「あそこだよ」



朱里が店を指差したその時。



「ちょっと待ちなさい!」



女の人の声がした。



その場には
夜月と朱里しかいなかったので
二人は振り向いて
相手を確認する。
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