Double Persondlity
「小林さん、色々ありがとうございます」



「え?」



「あたし…全然何も出来なくて…彼の事」



「あ、さっき…君」



「何ですか?」



一端、名田の顔を見てから
小林は言った。



「話がある。ここじゃちょっと…駄目だから…いいかな?」



「はい」



小林と朱里は近くにある喫茶室のような所へ向かって行った。
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