Double Persondlity
「あの。風見先生?」



「…ん?何?弁当なら今更返さないよ」



「じゃなくて…ちょっと……」



「何かあった?」



「実はオレ、最近…記憶がどうもはっきりしてない事があって……変かもしれない」



そう名田が
深刻な顔をして話し出すと



急に風見は笑いながら言った。
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