私と先生の365




しけた面って!!



「うるさいっ!色々あんの!」


さっき叩かれた仕返しに消しゴムを投げてやった。


コンッ


的中♪


俊平:「いって!!何すんだよ!てめーわよ!!」


「何よアンタが先に叩いたんでしょー!!?」


俊平:「せっかく心配してやったのに。」


ツンッと前を向いてふて腐れる俊平の言葉に、言葉を失った。


「…っ。」



俊平:「どーせ、しょーもないことで病んでんだろ。」



「はぁあ?!しょーもないって何よ!?何も知らないくせに。」


思いっきり睨んで、私もツンッとして前を向く。


俊平:「それがしょーもなさそうだから言ってやってんの!」


カチンときた私はガタンと立ち上がってまた俊平を睨む。


「だから!亮が花のことをっ!!!」


ハッとして席につく。


「いや、今のなし。聞かなかったことにして。」


何言ってんだろ私…。


目線を落とすと、自分の手が写った。




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