私と先生の365
教室を出ると、真梨奈はドアの近くに腰を下ろす。
「あれ?用事は?」
真梨奈:「バカっ!調度いいきっかけじゃない?これで南と花が二人きりで話せるじゃん。」
「…成る程!」
きっかけができた…
あ!もしかして、高木先生が作ってくれたのかな?
「…で、真梨奈はそこで何するの?」
真梨奈:「もう!奈緒のバカっ!話を聞くの!私達には聞く権利があるのよ!後、今朝みたいに邪魔が入らないように、死守するのよ!!」
それって、ただ気になるだけじゃ…。
…まぁ心配なんだよね、真梨奈も。友達だもん。
私も真梨奈の隣にソッと座る。