私と先生の365
「Plan…。」
かぁっと赤くなる私を皆と先生まで笑う。
高木先生:「そんな海プランより、お前ら受験生だってこと、自覚しろ!」
花:「え〜!海〜!」
南:「私は就職するからいいもーん。」
真梨奈:「嘘!南、就職すんの?」
南:「勉強やだもん!」
高木先生:「…。」
「それより、ご飯食べよ!」
その言葉にわぁっと盛り上がる。皆ご飯の時は、元気になる。
嬉しそうな顔をして、自分の部屋に入って行く高木先生にも笑っちゃう。
真梨奈や南が袋を出す。
南:「これさ、私のお母さんが持ってけって!」
真梨奈:「あ、私もおかずだけど、持ってきたよ。あと、バイト先のスーパーから貰ってきたものと…。」
「わー!ありがと!」
花:「花はお菓子!持ってきた!皆で後で食べよ〜!」
今回も、ダイニングテーブルじゃ椅子が足りないので、リビングでソファーをどけて、テーブルにご飯を並べる。
皆の持って来てくれた食べ物のおかげで、かなり豪華な食卓になった。
高木先生:「悪いな!サンキュー!!」
そう言って、普段着に着替えて来た高木先生が嬉しそうにご飯を見る。