私と先生の365
「うん、そうなんだけど…。」
少し困った顔をする私に、南が顔を上げる。
南:「何何!?どんな人なの?まさか、男?」
「男の人?だと思うよ。あ、でもお父さん女の人でも君付けだし…。良い人って聞いてる!」
花:「良い人なら、安心だね!でも、職業とか知らないの?会ったこととかないの…?」
「それが、色々聞きたい事はあったんだけど、お父さんが行く前に思い出話に花咲いちゃって…あはは。;…何だか不安で、帰りたくない、みたいな。」
真梨奈:「バカ!肝心な所聞かないから不安になるんでしょ!名前も知らないの?」
「知ってる!お父さん、高木君って言ってた!」
その名前を聞いて、3人は声を揃えて、
真梨奈.南.花:「たかぎ君!?」
って驚いた。
「…?うん。」
真梨奈:「私、今良からぬ人が思い浮かんだよ?」
南:「同じく私も!!」
花:「それって高木先生だったりして!(笑)なーんて…。」