私と先生の365
朝―…。
ログハウス2階の窓から光りが差し込む。
う、…眩しい…―。
その光りが眩しくて、眠い目を擦りながら少し目を開けると、
真梨奈:「南っ!花っ!奈緒っ!起きろーッ!!!!」
真梨奈が窓の前に立って大声で叫んだ。
真梨奈が窓のカーテンを開けたんだ。
伸びをしながら起き上がると真梨奈が笑った。
真梨奈:「おはよ。奈緒が2番!」
「へ?2番?」
と思ったつもりが声に出ていた。そして自分の周りを見渡す。
あんな大きな真梨奈の声にも、太陽の光りにもぐーすか眠りこける花と南。
真梨奈:「もう、ほっとこーかな。奈緒も朝ごはん食べたら、砂浜おいでよ。もう男性陣はとっくに遊んでるよ!(笑)」
そう言って呆れたように真梨奈は花と南を見て息をつき、私にまた微笑んだ。
「遊んでるって…え!!?今何時?!」
真梨奈:「んーっと、まだ10時くらい!」
ふっと昨日の夜のことを思い出し、慌てる。
「高木先生は!?」
真梨奈:「え〜?もう起きてるんじゃない?」
10時って遅いかな?
高木先生も砂浜で遊んでるのかな?