私と先生の365


南:「孝則がさっき"付き合おう"って言った時の高木先生!見た?」

真梨奈:「思いっきり教卓にぶつかってたね(笑)動揺が隠せないタイプだよね、あれ。(笑)」

花:「ぷ、あははは!奈緒にヤキモチね! 」



「えっ!?」



ヤキ…モチ?

高木先生が? …私に…?



いやいや、それはあまりにも考えられない…。



焦る私に、3人は声を揃えて笑い出す。


南・花・真梨奈:「「「あはははは」」」


高木先生:「お前ら…。」


南:「いてっ!?」

花:「あたたっ!?」

真梨奈:「いてっ!?」



そんなコソコソ話を、高木先生は聞いていたらしく、南、花、真梨奈の順番に頭を叩いていく。


高木先生:「お前も…。」


「え!?」


何故か私の頭もポカッと叩かれて、高木先生は教壇に立ってHRを再開する。



え?何で私今叩かれたの?


南:「いいなぁ、奈緒愛されてるね!」


「は?」


花:「孝則君ホンキかなぁ〜?」


「ただの冗談でしょ?」


真梨奈:「まぁ、孝則は冗談っぽいけど、高木先生は〜…」


高木先生:「そこ4人うるさいぞ!」


キッと睨む高木先生を真梨奈が笑う。


真梨奈:「あはは!不機嫌〜(笑)」

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