私と先生の365
懐かしい我が家に、高木先生の車が止まる。
私の家具を高木先生と一緒に運ぶ。
「懐かしい…。」
高木先生:「1年ぶりだもんなぁ。」
「うん。あ、こっちです、私の部屋…。」
カチャッと階段を上がった先に、懐かしい自分の部屋。
小さい頃から毎日寝てたベッド。
今じゃ、高木先生が用意してくれてたあの部屋のベッドの方がいい、
なんて思いながら、ソッと懐かしいベッドに触れる。
そんな私の後ろから高木先生にギュッと抱きしめられ、心臓が飛び跳ねる。
「っ先生!!」
高木先生:「寂しくなるな。」
そう言って高木先生は私の体をベッドに押し倒す。
「っ!!」
ドキドキとまた音を立てる。
高木先生:「少しは慣れたか?」
にっと笑う高木先生。
「な、慣れません!」
恥ずかしくてギュッと目をつぶって言うと、フワッと唇に触れる先生の唇。
「っん!」
ソッと離れ、目を開けると、また先生がにっと笑う。
高木先生:「そろそろ慣れてもらわないとなぁ〜。」
「むむむ無理です!私、本当にこんな経験な、なくて…!」
心臓が更に激しく動き出す。