私と先生の365








4人で泣きながら帰る教室。



そんな私達を

担任の高木先生、
副担任の三浦先生

林田君に亮君

賢志君や孝則君が


笑って迎える。



孝則君:「ははは!ひっでぇー顔〜!!」



真梨奈:「うっるさいわね!孝則だって、式の時泣いてたの、知ってんのよ!」


賢志君:「ははは!」


林田君:「南はハンカチ忘れたんだろ。ずっと袖で拭いてたもんなぁ!」


南:「うっ!!だって!」


花:「あはは!」


「花〜!ハンカチ鼻水だらけなんだけど…。」


花:「あ…!ゴメンゴメーン!貸して、洗ってくる〜!」


亮君:「奈緒のハンカチで鼻かんだのか!?」


「うん。」


高木先生:「ははは、山岡らしいな。」



三浦先生:「…そろそろ時間ですね。」


高木先生:「ああ!そうですね!」



一通り、教室内にクラスの人全員が集まると、最後のHRを高木先生が始める。






高木先生:「皆、卒業おめでとう。えっと、そうだな、じゃあ三浦先生から挨拶して貰おうかな。…じゃあ、三浦先生、お願いします。」



そう行って高木先生は教室の隅へ移動する。







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