私と先生の365

高木先生Side



高木先生Side


コテンと俺の肩に寄りかかる吉崎に、ハッとして吉崎の飲んでいたものに目をやると、しまった…酒。


「いつのまに…、今野!!」

今野:「あ、ばれた!」

しししっと笑う今野に、山岡も長嶋も笑う。

長嶋:「そういや奈緒って、お酒弱かったね。(笑)」

山岡:「花余裕〜♪」

今野:「私の方が強いよ?」

「…たく、お前らは!!もうしまえ!んでさっさと寝ろ!23時過ぎてんぞ!」

山岡:「いつのまに!もうそんな時間?確かに眠たいかも…。」

長嶋:「まだまだこれからっしょ?」

「あのなぁ!」

今野:「奈緒寝ちゃったよ。奈緒の部屋どこ?」

山岡:「私も寝よ〜っと。」

「あそこの部屋だ。キッチン側の扉な。」

長嶋:「もう寝んの〜?」

「早く寝ろ!」

今野:「奈緒の部屋で飲も♪先生うるさいし!」

「こら!」

バタバタと、今野、長嶋、山岡の3人は、吉崎の部屋に入って行ってしまった。

隣でスースーっと眠る吉崎を置いて…。


「おい!お前ら吉崎忘れてんぞ!」

すると、吉崎の部屋から、今野の声が

今野:「あ!持って来て!」


…吉崎は物か?!全く、勝手なやつらだ…。

4月から先が思いやられるな…。


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