私と先生の365



亮君:「お!2組!高木クラス!」

教室のドアの張り紙を見た亮君が声をあげる。

…高木クラスってことは、


「じゃあ、私達と一緒じゃん!」


亮君:「まぢ!?やったな!!よろしくッ!!」

にって笑う亮君に頷き教室に入ると、南と真梨奈がもう来ていた。

真梨奈:「おはよ!奈緒、と亮!」

南:「おはッ!何2人で登校?」

ニヤって笑う南に亮君が怒る。

亮君:「ちげ〜よ!下駄箱で会ったんだよな、奈緒!」

「そうそう!」

南:「まあ、奈緒には、高…ぐぎ!」

高木先生の名前が出ると察した私は慌て「しぃー!」っと南の口を押さえる。

亮君:「奈緒には、なんだよ?誰か好きな人でもいるんだ?」

ニヤっと笑う亮君に

「好きじゃないってば!!!」

高木先生なんか、…

真梨奈:「分かんないよ〜?」

と真梨奈までニヤニヤ笑って私を見る。


「もお!!しぃー!」

と人差し指を口に当てて必死になる私を南も真梨奈もバカにするんだから!





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