ハルオレ☆ -前篇-
「あら?もしかしてそれって宣戦布告って事ですかぁ?でしたら、この西川お相手いたしますよ?」
「ふん。その威勢…そのまま返り討ちにしてあげるよ。」
彼方と西川さんは、それぞれそういい終えた時には、彼方と西川さんの2回目の戦いのゴングがすでに鳴り終わっていました(´_ゝ`)
ああ(; ´_ゝ`)
いつまでこの二人はいがみ合えば気が済むんだよ~。
俺があきれ返り、ため息を落とすと、
「ふふっ」
俺たちのやり取りを見ていた観奈がくすくすと笑いだした。
「3人とも、今日顔合わせしたばかりなのにすっかり仲がいいのねぇ。」
観奈がのほほんと微笑むのに対し、彼方は顔を引きつらす。
てかなぜか俺まで仲が良いと思われております((((;゚Д゚))))
「はぁ?仲がいい?そんなわけないだろ?」
「え?私にはそう見えるけど…」
観奈が首を傾げた途端、
「あら聞きました?腹黒王子様!私達、仲良く見えますって?」
西川さんがニヤニヤして彼方に耳打ちする。