ハルオレ☆ -前篇-
「じゃあ、今日くらい飲んじゃおうよ☆」
観奈さん…(; ´_ゝ`)
あなた本当に俺と同じ年なんでしょうか?
「だからそういう問題じゃ…」
と言ったところで、この人たちには何を言っても無駄そうだよな。
どうしよう…(´・ゝ・`)
俺が呆れていると、俺のビール缶がヤマト兄の手によって取り上げられた。
「遥、ごめんな。」
「ヤマト兄…。」
俺が見上げると、そこにはヤマト兄の安心感のある笑顔があった。
「悪いのは俺たちだ。遥は、ジュースにしような。」
さすがは空気を読んでくれるヤマト兄(゚∇゚ ;)
未成年に酒を勧めることなんて教師のすることじゃないんだ。
ってなんで俺、こんな当たり前のこと主張してんだよ(゚ Д゚;)
「ヤマト兄、ありがと。」
ヤマト兄は俺にジュースの缶を持ってきてくれた。
「うんもぉ〜。はるちゃん真面目なんだから〜。」
するとそこに圭先生がオカマ口調でそう言ってきたが、俺はスルーした。